さて、コーヒーも無くなったので、移動する事にします。移動先は父島で一番綺麗な海岸とも言われているコペペ海岸です。徒歩での移動の場合、この場所から遊歩道を使っていけるのでそのルートの入り口に向かいます。遊歩道開始時点での急な階段。そんな階段をしばらく歩くと
ガサガサ！！！
何かいる！？
音がしたあたりを捜索してみるととヤドカニ（正式名：ムラサキオカヤドカリ）。ヘビじゃなくてよかったと思い（後日、ガイドさんから小笠原にはヘビやヒルがいないと教えてもらえましたが、この時点では知りませんでした）踏まないように気をつけながら進みます。
コペペ海岸への遊歩道は1キロほど。なのに、いきなりの急階段を登る事と途中では階段を降りまた登ったりと予想より険しい遊歩道でした。でも、この遊歩道からみる小湊海岸の景色はとてもよかったので時間と体力がある人はこのルートで移動するのをお勧めします。
最後の長い階段を降るとコペペ海岸が見えて来ました。綺麗な砂浜と綺麗な青い海。今回の小笠原旅行での父島のビーチで一番綺麗だと思った場所に出会った瞬間です。
コペペ海岸のベンチに座りゆっくりこの景色を楽しみます。そんな時間は、日本で一番行きにくい場所の小笠原に来たんだなということを噛み締めたらそろそろアルコールが欲しくなって来たので、コペペ海岸を出発しコペペ線をゆっくり歩いて扇浦に向かう事にします。
途中にあるホテルビーチコマ隣の無人販売所で缶ビールを買ったら扇浦に到着。海岸の横にある休憩所で缶ビールを飲みながら綺麗な海を見てまったりした時間を過ごします
その後、少し酔った勢いもあって北側にある境浦に向かい歩き始めましたが、思ったより遠いのと空も暗くなり始めて来たので沈没船の濱江丸が見えたところで宿に戻る事にします。
宿まではアップダウンのある約2キロ強の道のりを歩いていき到着。到着する頃には空も暗くなっていました。空を見ると今日は曇り空。星はちょっと厳しいかなと思っていると
何かいる！？
その付近を見るとカエルが沢山。（しかも、このカエルは皮膚に毒性のものを持っていると後に聞きました）やっぱり、自然に囲まれている場所ってすごいなと思いながら小笠原1日目の夜はすぎていくのでした。
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