脱サラジャーニー〜40代からの世界一周〜

日本 東京 番外編 (APR/18/2021)part2

堺ケ岳の山頂に行ったら先程の尾根の道に戻り石門へ再出発となります。右側の崖の先を見ると天気が悪くなってしまい真っ白に。ゴールの石門でもこんな景色だったら切ないななどと思いながら遊歩道を踏み外さないように気をつけながら進んでいきます。

というのも、この尾根の遊歩道ではたまに道の端を踏んでしまいそのまま踏み抜かれているところもあったりしますので。

まぁ、ガイドさんはそんな場所も慣れているので、その場所を教えながら固有種の植物の数も増えてくるので説明しながら進んでいきます。

しばらく尾根の道を進んでいくと雲(霧?)も晴れ始めて右側の崖の先に青白い海が見え始めて来ました。なんだかいい感じじゃない。

石門へのトレッキングルートの隆起カルスト地形の場所が見える場所に来ました。ということで、行きはその場所を通って石門に行くので緩やかな坂道を降り降りて行きます。

隆起カルスト地形のこの場所には雨水や養分がよく集まる場所なので草木が大きく育つ場所とのことです。確かに周りを見ると大きく立派に育った木がたくさんあります。そんな場所ですが、先日の台風で大きな木が何本も倒れ日当たりが良くなった場所がありました。今では、野生パパイヤの林が出来上がっていました。そういえば、パパイヤの木ってオスメスがあってメスにしか果物がならないのだということをここで教えてもらいました。

岩場でこの奥にはいけないため隆起カルスト地形の終点に到着しました。ここで、屋久島で見たウイルソン杉の話になりました。どうしてかというと、屋久島のウイルソン杉はウイルソンさんが見つけて命名した杉だったらしいのですが、ウイルソンさんは昔父島と母島に昔きていたそうです。ガイドさんは、その昔の写真を見てこの辺りのどの木と一緒に写真撮ったかを探すバイトなどもやっているらしくそんな話になりました。まぁ、ウイルソンさんって大きな木が好きな人だったようで、どれもこれも大きな木と一緒に撮っている写真だそうです。

また、この場所にはウドの大木や母島固有のシマホルトの木(地元の人達は愛称込めてこぶの木と呼ぶそうです)もたくさんありました。ちなみに、ガイドさん曰くこの木は病気にかかっていてこのようなコブができてるとかできてないんだとか。

隆起カルスト地形の見学も終わり坂を登って帰りに分岐する場所に到着しました。ここから先は石門と呼ばれる理由にもなった石灰岩で尖った岩がたくさんある場所になり始めました。そう、ついに石門トレッキングの終点地点に近づきました。ちなみに、ここには洞窟もありひと昔前は入ることも出来たらしいです。ただ、今では中に入るのは禁止になってしまったらしいです。洞窟に入れた頃にも制約があったらしく、洞窟の最初は縦穴になっているらしくロープを体に巻きつけて縦に降りていく方法だったとのこと。つまり穴の大きさより体が大きい人は入れないとのこと。あと、細くても腕を上にあげる際に筋肉質の人は筋肉が盛り上がってしまうので入ることができないと言った洞窟ツアーだったとのことでした。

そんな洞窟を過ぎてしばらくしたところでランチ休憩になります。ハートロックの時のように終点で景色を見ながらランチするんじゃないのねと思ったのですが、切り株が何個も置いてあったのでそこに腰掛けてランチを頂きます。ガイドさんからトイレ大丈夫ですか(自然保護地区なので、トイレはガイドさんが携帯トイレを持って来ているのです)と聞かれましたが、なんか今日は大丈夫そうなのでそのまま食事が終わったら石門の終点に向かいます。終点場所の手前の木で止まります。ここはガイドさんがいつも固有種のカタマイマイが集まっている場所との事。5,6匹はいつもいるらしいのですが、今日の数は少なめだったようです。

いよいよ石門トレッキングコースの最終場所へ。9時に出発して13時に到着となりました。途中で天気悪くもなりましたが、果たして終点からの景色はどうだと心配しながら向かいます。

最高の景色!

遠くには父島もバッチリ見えるくらい晴れていました。ちなみに、この場所は先の尖った岩の上を移動するので、この場所でランチ食べるのはきっと無理です。それと、高所恐怖症の人は少し怖い場所になるかもしれませんし。


読んで頂きありがとうございます。ブログランキングに登録しています。
これを押すと順位が上がるらしいですので、よかったら押してみて下さいね。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Translate »