さて、夕焼け時間になりました。と言っても、もう19:30なんだよね。イスタンブールの日の入り時間は20:30くらいなので日長いのね。夕焼けに染まるアヤソフィアとブルーモスク。
綺麗だなと写真を撮りながら見ていると
ハロー
と声をかけてくる人。いつもならシカトなんですが、イスタンブールの雰囲気に飲まれた私は思わず会話する事に。彼の名は自称カルロス。スペイン人でバルセロナから一人旅行で来てるらしい。ちょっと面倒だなと思いながら、なんとなくそのまま会話を続けます。
彼はこの後Galata Kulesi(ガラタ塔)のあるKaraköy(カラキョイ)方面でお祭りがあり一人で行くのは退屈だから一緒に行かないかと誘ってきます。少し注意をするも私もカラキョイエリアに夜景を撮りに行きたかったので一緒に移動する事になりました。
途中で景色を撮りながらゆっくり移動。
ビールを途中で買ってくれてGalata Köprüsü(ガラタ橋)を渡りきったところでビールを一緒に飲んでたわいもない話をします。
腹減ってないかと聞かれたのでそういえばお腹減ったので移動する事にしました。
ガラタ塔のエリアは坂が多いのでトンネルを走る電車を利用しBeyoğluに到着。
人がたくさんいる場所に到着。カルロスの知っているお店があるとのことでついて行きます。
で、大通りから1本中に入るとレストランがたくさんあり小洒落た感じでいい雰囲気。
その中の1軒にカルロスは入って行きます。。。
中に入ると薄暗い場所・・・ビールを頼んでくるのを待ちます。
来たビールで乾杯・・・ビールがぬるい(汗)
で、頼んでもいないのに
①食べ物が出てきます。
②女性が隣につき出します。
③女性の飲み物が出てきます。
店の中の周りを見ると、ほとんどが二人組で片方はトルコ人風な人ともう一方は旅行者な感じ。
あっ、これはやられたな(汗)
とりあえず、トイレに行き店の様子を確認・・・入り口には監視カメラ。
間違えなくぼったくりバーに連れてこられたね。
ここまで来る間の約2時間のやり取りはここに連れてくるための作戦だったのね・・・
さて、どうするか。まぁ、お金払えば解放してくれるだろうけど財布の中には約200リラしか入っていないしこの金額ではまず対応出来ないだろうからカードで払えとか言われるんだろうな。
覚悟を決めて席に戻りチェックアウトしたいとカルロスに。もう少しいたいという彼に対し少し強めにチェックアウトすることを告げ店員に支払いを要求。
支払いは出口付近でするとのことでそっちに移動。で、出てきた明細を見ると
5700リラ!!!
日本円にして約10万・・・1万くらいなら勉強代として払うのも考えたけど10万ってなに。
で、カルロスは折半にしようと明細を持ってきた大男に現金ないからカードで払えるかと。
はい、やっぱりそうなるね。
でも、その場でカルロスのカードをきろうとしない。しばらく寸劇を見ているとお店でカードは使えず近くのATMでお金をおろす必要があるとの事。
で、寸劇も終わったようなので私も財布に現金が約200リラしかなくカードしかないというとその大男がATM行こうと言い出したのでその男の後ろを歩き向かう事に。
向かいながら、セルフチェック
パスポートは・・・ある
財布は・・・ある
携帯は・・・ある
ホテルの場所は・・・言ってない
大男は私の前を歩いていて、後ろは誰かきているか・・・きていない
大男は武器持ってるか・・・なさそうだ
と冷静に判断をしながら周りの様子も確認しつつ、ATMがある大通りに出ました。
さぁ、あとは度胸だけだ!
人混みに中に走って逃げます・・・必死に走るおっさん(汗)
しばらく走るとこの大通りでは警察官がパトロールをしているようでその横を一緒に歩く事に。
しばらくすると、人混みの向こうから自称カルロスがやってきて話しかけます。で、私は一言
who are you?
(隣に警察官がいるのもあってか)彼は諦めたかのようにぼったくりバー方面に戻ってきます。
その後、警察官は警察官が違う方に向かいだしたので、再度走ってガレタ塔に到着。飲みのも買って写真撮って少し落ち着く事にします。
追跡されていないか確認しながらガレタ橋を渡り、このままブルーモスク近くを通り帰るとまたその付近にいて宿の場所ばれるかもしれないので、最後はタクシーに乗り込み海沿い側から宿に回り込んで無事到着。とりあえず、シャワー浴びて落ち着きます。
油断はしてなかったけどまさかの展開になるとは・・・。はぁ~、ここは海外。簡単に人を信じちゃいけないなと猛烈に反省してイスタンブール到着初日は終了。
ちなみに、振りかえってみるとおかしい事ばかりあったので情報あげておきますね。
①会ってすぐに近くのホテルのカードキーを見せる
②移動中ビールを買ってくれる。ただ、ここでは飲めないからと移動しコーランが流れたら一緒に飲み始める(それまで飲める場所を探している感じをかもし出す)
③私が写真を撮ると同じように写真を撮り始める
④街にやけに詳しい(地図を少しだけ見て確認するそぶりをするけど)
⑤街の人にやたらとチップをあげる(向こうは必要な感じではない)
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